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ちんこが臭い原因と対策を徹底解説!原因別の対応方法と病院受診目安について

ちんこが臭いのを解消したい!原因別に治療方法をまとめました

「自分のアソコが臭くないか…」そんな不安を感じたことがある男性は少なくないのではないでしょうか?

実は、陰部の臭いに関する悩みは非常に一般的なものです。しかし、デリケートな話題であるため、友人や家族に相談しづらく、一人で悩んでいる方も多いはず。本記事では、泌尿器科医の視点から、なぜ陰茎(ペニス)に臭いが発生するのか、その原因と効果的な対策方法について詳しく解説します。正しい知識と適切なケア方法を身につけることで、自信を持って清潔な状態を保つことができます。

陰茎の臭いが発生する主な原因

陰茎の臭いが発生する主な原因

1. 包茎による恥垢の蓄積

「包茎だと臭いやすい」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、これは医学的にも正しい情報です。特に真性包茎の場合、包皮と亀頭の間の空間に「恥垢(ちこう)」と呼ばれる白っぽい物質が溜まりやすくなります。
恥垢は皮脂や汗、古い皮膚細胞、尿の残留物などが混ざったもので、放置すると強い臭いを発するだけでなく、細菌の温床となって炎症を引き起こすこともあります。仮性包茎でも、普段から清潔にしていないと同様の問題が生じることがあります。

「自分は包茎じゃないから大丈夫」と思っている方も油断は禁物で、包茎でなくても、適切な洗浄を怠ると同様の問題が起こる可能性があります。

2. 不十分な洗浄習慣

「お風呂では毎日ちゃんと洗っているよ」という方も多いでしょう。しかし、陰部の洗い方が適切でなければ、汚れは完全に落とせていないかもしれません。
特に亀頭と包皮の間、陰嚢(睾丸を包む袋状の部分)のしわ、陰茎の根元など、洗い残しやすい部分には注意が必要です。これらの場所に汗や皮脂、尿の残留物などが蓄積すると、細菌が繁殖して不快な臭いの原因となります。

また、洗浄後のすすぎが不十分だったり、十分に乾かさないまま下着を着用したりすることも、雑菌の繁殖を促進する要因となりますので気をつけましょう。

3. すそワキガ(エクリン汗腺臭症)

あまり知られていないかもしれませんが、ワキガの原因となるアポクリン汗腺は脇の下だけでなく、陰部周辺にも存在します。この部位のアポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚上の細菌によって分解されることで発生する臭いを「すそワキガ」と呼びます。
すそワキガは遺伝的要素が強く、自分ではなかなか気づきにくいことも特徴です。「いくら洗っても臭いが気になる」という場合は、すそワキガの可能性も考えられます。
一般的なワキガの臭いに似た、酸っぱいような独特の臭いが特徴で、特に汗をかいた後に強くなる傾向があります。

4. 性感染症

性感染症(STI)も陰茎の異臭の原因となることがあります。特に以下の感染症は臭いの変化を伴うことが多いです

  • クラミジア感染症:初期は無症状のことも多いですが、進行すると尿道から異常な分泌物が出ることがあり、これが臭いの原因となります。
  • 淋病:黄緑色の膿のような分泌物と独特の臭いを伴うことがあります。
  • カンジダ症:主に女性に多い感染症ですが、男性も感染する可能性があり、チーズのような臭いを伴うことがあります。
  • トリコモナス症:魚臭い匂いが特徴的で、分泌物や排尿時の痛みを伴うことがあります。

これらの性感染症は適切な治療を受けないと症状が悪化するだけでなく、パートナーにも感染を広げてしまう恐れがありますので、早めの受診が大切です。

5. 亀頭包皮炎

亀頭包皮炎は、亀頭(陰茎の先端部分)と包皮(亀頭を覆う皮膚)に起こる炎症の総称です。原因はさまざまですが、主に以下の2種類があります。

  • 細菌性亀頭包皮炎:清潔にしていないことで細菌が繁殖し、炎症を起こすもの。赤み、腫れ、かゆみ、痛み、不快な臭いなどの症状があります。
  • 真菌性(カンジダ性)亀頭包皮炎:カンジダ菌という真菌の感染によるもの。白っぽい分泌物やかゆみを伴い、独特の臭いがすることがあります。

亀頭包皮炎は包茎の方に起こりやすい傾向がありますが、包茎でなくても発症することがあります。糖尿病患者さんや抵抗力が落ちている方は特にリスクが高まりますので注意が必要です。

6. 不適切な生活習慣

日々の生活習慣も陰部の臭いに大きく影響します。

  • 通気性の悪い下着:ナイロンやポリエステルなどの化学繊維の下着は通気性が悪く、蒸れやすいため細菌の繁殖を促進します。
  • 長時間同じ下着をはいている:汗をかいた状態で長時間同じ下着を着用していると、雑菌が繁殖しやすくなります。
  • 運動後にすぐに着替えない:激しい運動後は特に陰部が蒸れやすく、すぐに着替えないと臭いの原因になります。
  • 不規則な食生活:にんにくやニラなどの香りの強い食品、動物性脂肪の多い食品、アルコールなどを過剰に摂取すると、汗や皮脂の匂いが強くなることがあります。

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自分の陰部の臭いをチェックする方法

「自分のアソコって臭いのかな?」と気になったら、以下の方法でセルフチェックしてみましょう。

  • お風呂上がりにチェック:入浴後、清潔な状態で指で亀頭周辺や包皮の内側をそっとなでて、その指の匂いを嗅いでみましょう。強い異臭がするようであれば要注意です。
  • 運動後にチェック:汗をかいた状態での臭いも重要なチェックポイントです。運動後に下着を脱いで匂いを確認してみましょう。
  • 日中の定期チェック:トイレに行ったついでなど、日中に定期的に臭いをチェックする習慣をつけると、異変にすぐ気づくことができます。

ただし、あまり神経質になりすぎるのも良くありません。多少の自然な臭いはあって当然です。問題は、強い異臭がする場合や、急に臭いの質が変わった場合です。

臭いを改善するための効果的な対策

日常的なケア方法

1. 適切な洗浄方法

陰部の洗浄は、清潔を保つための基本中の基本です。しかし、「ゴシゴシ強く洗えばいい」というわけではありません。以下のポイントに注意して洗いましょう

  • 1日1回はしっかり洗う:毎日のシャワーや入浴時に、陰部を丁寧に洗いましょう。
  • ぬるま湯を使用する:熱すぎるお湯は皮脂を過剰に取り除き、かえって皮脂の分泌を促進してしまうことがあります。
  • 刺激の少ない石鹸を使う:強すぎる洗浄剤や香料の強い石鹸は避け、弱酸性の刺激の少ない石鹸を選びましょう。
  • 包皮を引き下げて洗う:包茎の方も可能な範囲で包皮を引き下げ、亀頭と包皮の間を優しく洗いましょう。無理に引き下げると痛みや傷の原因になるので、痛みがある場合は無理せず医師に相談してください。
  • ていねいにすすぐ:石鹸が残らないよう、しっかりとすすぎましょう。石鹸の残留は皮膚トラブルの原因になります。
  • 優しく洗う:ナイロンタオルやたわしなどでゴシゴシ洗うのはNG。手や柔らかいタオルで優しく洗いましょう。
  • 洗浄後はしっかり乾かす:タオルでしっかり水分を拭き取り、必要であれば清潔なドライヤーで弱風・冷風を当てて乾かすのも効果的です。

2. 通気性の良い下着の選択

下着選びも臭い対策の重要なポイントです

  • 素材は綿100%がベスト:通気性、吸湿性に優れた綿素材の下着を選びましょう。
  • サイズ感に注意:きつすぎる下着は蒸れの原因になります。適度なゆとりのあるものを選びましょう。
  • こまめに交換する:汗をかいたら下着を交換することが理想的です。特に夏場や運動後は要注意。
  • 抗菌・防臭加工の下着:最近は抗菌・防臭加工を施した下着も増えています。気になる方はこうした機能性下着も検討してみてください。
  • 就寝時はゆったりしたものを:寝ている間も汗をかくので、就寝時はより通気性の良いゆったりした下着を選ぶと良いでしょう。

3. 陰毛のケア

陰毛は本来、外部からの刺激や細菌から性器を守る役割がありますが、適切に手入れをしないと臭いの原因になることもあります。

  • 適度な長さに整える:あまりに長すぎると蒸れの原因に。かといって全て剃ってしまうと摩擦によるトラブルの原因になることも。程よい長さに整えるのがおすすめです。
  • 自己処理の注意点:自己処理をする場合は、清潔な状態で行い、専用のトリマーや鋭利でない安全なハサミを使用しましょう。カミソリを使う場合は、専用のものを使い、剃った後は保湿ケアを忘れずに。
  • プロによるケア:最近は男性向けの脱毛サービスも増えています。自己処理に不安がある方は、脱毛クリニックでケアをするのも選択肢の一つです。

4. バランスの良い食生活

意外と知られていませんが、食生活も体臭に大きく影響します。

  • 動物性脂肪の摂り過ぎに注意:脂っこい肉類や揚げ物などの摂取が多いと、皮脂の分泌が活発になり、臭いが強くなることがあります。
  • 香りの強い食材を控える:にんにく、ニラ、ネギ、スパイスの効いた食品などは、汗や皮脂の臭いに影響することがあります。特に大事な日の前は控えめにしておくと安心です。
  • 水分をしっかり摂る:十分な水分摂取は、老廃物の排出を促し、体臭の軽減にも役立ちます。
  • 野菜や果物を積極的に:ビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物は、体の代謝を整え、体臭対策にも有効です。
  • アルコールを控える:アルコールの過剰摂取も体臭を強くする原因になるので、適量を心がけましょう。

5. デオドラント製品の活用

最近は男性の陰部用デオドラント製品も充実しています。

  • ボディーソープタイプ:殺菌・消臭成分配合の専用ボディーソープで洗浄する方法。
  • パウダータイプ:入浴後の清潔な状態で陰部周辺に振りかけて使用するタイプ。汗を吸収し、サラサラ感を保ちます。
  • スプレータイプ:外出先でも手軽に使えるスプレー式のデオドラント。
  • クリームタイプ:保湿しながら消臭効果を発揮するもの。敏感肌の方にもおすすめ。

ただし、これらの製品を使用する際は、必ず清潔な状態で使用し、肌に合わない場合はすぐに使用を中止するようにしましょう。また、あくまで補助的なケアであり、基本的な清潔習慣の代わりにはならないことを忘れないでください。

医療機関での対策

日常的なケアでは改善しない場合や、根本的な解決を望む場合は、専門的な医療処置も選択肢の一つです。

1. 包茎手術

「包茎手術」と聞くと抵抗感がある方も多いかもしれませんが、痛みも少なく日帰りで受けられる安全性が高いな手術です。

  • 環状切除術:包皮を完全に切除する従来の方法。
  • 部分切除術:包皮の一部だけを切除し、自然な見た目を保つ方法。
  • 背面切開術:包皮の背面(上側)だけを切開する比較的簡単な方法。

メリットは以下の通りです。

  • 恥垢がたまりにくくなり、清潔を保ちやすくなる
  • 臭いの問題が大幅に改善する
  • 亀頭包皮炎などの炎症のリスクが減少する
  • 性感染症のリスクも低減する可能性がある

手術前には必ず医師とよく相談し、自分に合った術式を選びましょう。

2. 性感染症の治療

性感染症が疑われる場合は、速やかに泌尿器科や性病科を受診しましょう。治療法は感染症の種類によって異なります。

  • クラミジア感染症:抗生物質の内服や注射で治療します。パートナーも同時に治療を受けることが望ましいです。
  • 淋病:適切な抗生物質による治療が必要です。耐性菌も増えているため、医師の指示に従った完全な治療が重要です。
  • カンジダ症:抗真菌薬の内服や塗り薬で治療します。
  • トリコモナス症:特定の抗原虫薬での治療が効果的です。

重要なのは、症状が改善したと感じても、医師の指示通りに治療を完了させることです。途中で治療を中断すると、症状が再発したり、耐性菌を生み出したりする恐れがあります。

3. すそワキガの治療

すそワキガが原因の場合は、以下のような治療法があります。

  • 制汗剤・デオドラント製品:市販の制汗剤やデオドラント製品を使用する方法。
  • ボトックス注射:汗の分泌を抑えるボトックスを注射する方法。効果は一時的(半年程度)ですが、高い効果が期待できます。
  • ミラドライ治療:マイクロ波を用いて汗腺を破壊する方法。永続的な効果が期待できます。
  • 手術療法:アポクリン汗腺を含む皮膚を切除する方法。最も確実ですが、侵襲性が高いためケースによって検討します。

これらの治療は保険適用外の場合が多いため、事前に費用やリスクについて十分に確認することが大切です。

4. 亀頭包皮炎の治療

亀頭包皮炎の治療は原因によって異なります:

  • 細菌性亀頭包皮炎:抗菌薬の塗り薬や内服薬で治療します。
  • 真菌性(カンジダ性)亀頭包皮炎:抗真菌薬の塗り薬で治療します。
  • アレルギー性亀頭包皮炎:ステロイド外用薬などで炎症を抑える治療を行います。

また、亀頭包皮炎の再発を防ぐためには、日頃の清潔習慣に加え、必要に応じて包茎手術を検討することも選択肢の一つです。

医療機関を受診すべきタイミング

以下のような症状がある場合は、恥ずかしがらずに泌尿器科を受診しましょう:

  • 通常のケアでは改善しない強い臭い:適切な洗浄方法を実践しても改善しない場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。
  • 陰茎からの異常な分泌物:黄色い膿のような分泌物や、血液が混ざった分泌物などは要注意です。
  • 排尿時の痛みや違和感:排尿時に痛みを感じたり、違和感があったりする場合は、尿道炎などの可能性があります。
  • 陰部の発赤、腫れ、かゆみ:これらの症状は炎症や感染症のサインかもしれません。
  • 性行為後に症状が現れた場合:性行為後に新たな症状が現れた場合は、性感染症の可能性を考える必要があります。
  • 包皮を引き下げられなくなった場合:包皮が引き下げられなくなったり、引き下げた後に戻せなくなったりした場合(嵌頓包茎)は緊急に受診が必要です。

「男なら我慢」という考えは捨て、早めの受診を心がけましょう。早期発見・早期治療が最も効果的で、合併症のリスクも減らせます。

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よくある質問(Q&A)

  • Q1: 陰部の臭いは病気のサインですか?

    A: 必ずしも病気とは限りませんが、急に強い臭いがしたり、普段と違う臭いを感じたりする場合は、何らかの疾患のサインかもしれません。特に分泌物や痛みなどの症状を伴う場合は、医療機関での検査をお勧めします。

  • Q2: パートナーに臭いを指摘されて恥ずかしい思いをしました。どうすればいいですか?

    A:
    まずは適切な清潔習慣を身につけることが大切です。本記事で紹介したケア方法を実践してみてください。それでも改善しない場合は、医療機関での検査・治療も検討しましょう。パートナーとのコミュニケーションも大切で、お互いの体のケアについて話し合うことも健全な関係づくりには重要です。

  • Q3: 市販の石鹸で洗うのと、専用のボディーソープで洗うのとでは違いがありますか?

    A:
    一般的な石鹸でも基本的な洗浄効果は得られますが、陰部専用のボディーソープは肌のpHバランスを考慮した弱酸性で、刺激が少なく作られていることが多いです。また、抗菌・消臭成分が配合されているものもあります。敏感肌の方や、より確実なケアを望む方は専用製品を検討してみると良いでしょう。

  • Q4: 市販の包茎矯正器具は効果がありますか?

    A:
    軽度の仮性包茎であれば、継続的な使用で改善する可能性はありますが、効果には個人差があります。また、不適切な使用方法では皮膚を傷つけるリスクもあります。真性包茎の場合は効果が期待できないことが多いため、医師に相談することをお勧めします。

  • Q5: 陰部のデオドラント製品は毎日使っても大丈夫ですか?

    A:
    製品によって使用頻度の推奨は異なりますので、説明書をよく読んで使用してください。一般的には、清潔な状態で使用する限り問題ないことが多いですが、肌荒れなどの異常を感じた場合は使用を中止し、必要に応じて医師に相談しましょう。

まとめ

陰茎の臭いは、適切なケアと必要に応じた医療処置で改善できることがほとんどです。この記事でご紹介した日常的なケア方法を実践して、清潔な状態を保ちましょう。
日々のケアで大切なのは:

  • 正しい洗浄方法で丁寧に洗う
  • 通気性の良い下着を選ぶ
  • 必要に応じて陰毛のケアを行う
  • バランスの良い食生活を心がける
  • 状況に応じてデオドラント製品を活用する

もし気になる症状がある場合は、恥ずかしがらずに専門の医療機関を受診することをお勧めします。
上野クリニックでは、患者様のプライバシーに最大限配慮した環境で、個々の症状や悩みに合わせた丁寧なカウンセリングと適切な治療を提供しています。お気軽にご相談ください。

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【参考サイト】

この記事の監修医師

堀瀬忠直院長

東京上野クリニック上野本院院長

堀瀬 忠直

約28年間、包茎専門として経験を重ね、およそ1万5千件の手術をしてきました。
その、豊富な実績により、どんな症例でも対応できる包茎手術のエキスパートです。
是非一度、無料カウンセリングで直接お悩みをご相談ください。患者様がご満足いただけるご提案をさせていただきます。

経歴

  • 1993年 山梨大学医学部卒業
  • 1993年 山梨大学麻酔科入局
  • 1995年 青梅市立総合病院勤務
  • 1996年 東京上野クリニック入職
  • 1997年 東京上野クリニック上野本院院長
  • 2019年 ウエノスキンサポート名古屋医院院長
  • 2021年 東京上野クリニック上野本院院長