粗チンという言葉で嫌な思いをした経験はありませんか?ペニスの大きさは、男性の自尊心に影響しやすく、ペニスが小さいことで悩まれる方も少なくありません。
この記事では粗チンの原因や治療法について詳しく解説します。
まずは粗チンの定義や、標準といわれるサイズについて解説します。
どれくらいのペニスに対して使われる言葉なのか、粗チンに明確な定義はありません。しかし、他者がペニスのサイズを見てからかう場合に使われることが少なくないため、言われた側としては不快な気持ちになるでしょう。
ペニスの大きさの平均値については諸説あります。100例の陰茎計測値症例(平均年齢48.9±14.7歳)でペニスのサイズを計測した論文によると、平均サイズは以下のような結果でした。
陰茎長は8.20±1.13cm、陰茎周囲長は8.31±0.74cm
引用:白井將文 他:日本の成人男性の陰茎計測値について 日本性機能学会雑誌 2008 23(1)
ペニスの標準サイズの情報にはばらつきがありますが、約6〜8cmの長さが平均といえるでしょう。
また、粗チンに対する印象や評価は、男女で違いがみられます。男性にとってペニスは自信や男らしさを表す部分であり、サイズが小さいと感じることがコンプレックスの1つになりやすいため、ペニスのサイズに関して悩まれている方は少なくないでしょう。
一方で、個人差はあるものの女性の多くはペニスのサイズに対しそれほど気にしておらず、男性ほどネガティブにはとらえていない印象があります。
では、標準といわれるサイズを下回ってしまう場合は、どういった原因が考えられるのでしょうか。ここからは、ペニスの大きさに影響を与える原因を解説します。
粗チンの原因としてまずあげられるのは、先天的要因です。ペニスの大きさは遺伝する可能性があるともいわれますが、先天的要因のみでサイズが決まるわけではありません。タバコや食事などの生活習慣、男性ホルモンなどもペニスのサイズに影響を与えることがわかっています。
ペニスは男性ホルモンの作用によって大きくなるとされています。特にテストステロンは、ペニスの発育に重要な役割を果たす男性ホルモンです。幼少期にテストステロンの分泌が十分でないと、ペニスが正常に成長しない可能性があります。
ここで注意が必要なのは、幼少期や発達期に男性ホルモンが重要であるという点です。身体の成長が終わった後に男性ホルモンを補充しても、ペニスの大きさには影響しません。
肥満でお腹に脂肪がつくと、ペニスの見た目が短く見えてしまいます。また、ペニスと恥骨の間にはじん帯があり、じん帯によって固定されています。そのため、恥骨のうえに脂肪がついてしまうと、じん帯が体の内側方向へ引っ張られてしまい、ペニスが埋もれてしまった結果、短く見えてしまうのです。
ペニスが短いことでさまざまな問題に悩まされている方も少なくないでしょう。粗チンには包茎やコンプレックスなどのデメリットがあげられます。この章ではそのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ペニスが小さいと、皮が余りやすく包茎になりやすいとされています。包茎の場合、亀頭が隠れるため、亀頭と皮の間に尿や精液などの汚れで恥垢(ちこう)が溜まり、悪臭が発生しやすくなります。不衛生な状態が維持されると、性病に感染しやすいリスクがあるため注意しましょう。
男性はペニスが大きい=男としての自信につながると考える方は少なくありません。他人とペニスのサイズを比較し、劣等感を感じることもあるかもしれません。温泉やサウナなど、人前で裸になる場面でためらった経験や、コンプレックスが原因で恋愛に対し積極的になれないケースもあるかもしれません。
ペニスが大きければ満足なセックスができるとは限りませんが、「女性を満足させられないかも…」といった自信のなさがセックス時のコミュニケーションに影響する可能性はあります。またペニスが小さいと一部の体位が困難なことがあり、セックスを楽しめなくなるケースもあるかもしれません。
ペニスを大きくすることのメリットは次のとおりです。
ペニスが大きくなることで、包茎の改善にもつながる可能性があります。その結果、恥垢(ちこう)が溜まりにくくなり、悪臭や性病を予防できます。
ペニスが大きくなると、コンプレックスが解消され自信につながる方もいるでしょう。自分の体に満足できるようになれば、パートナーとの関係が良好になるきっかけとなり、自己肯定感も高まる可能性があります。その結果、仕事や人間関係などさまざまな場面でポジティブな考えを持つことができるようになるかもしれません。
ペニスが大きくなると、性交渉時の感覚が変化する場合があります。女性の膣へ挿入した際に、膣壁にあたりやすくなり手術前に比べ刺激が変化します。結果として、パートナーも含めセックスの満足度があがる可能性があります。
ペニスを大きくする方法として手術や薬の治療が代表的です。具体的な治療の内容を知ることで、悩み解決の選択肢が広がります。どのような方法があるのか、詳しくみていきましょう。
亀頭増大術は、その名のとおり亀頭を大きくする手術です。亀頭にヒアルロン酸などの薬剤を注入することで、サイズアップやハリを出すことができます。使用される薬剤は、ペニスに注入してもアレルギー反応が起こりにくい製剤です。注射を使用して注入しますが、注射前に麻酔を使用するため、注入時の痛みは感じません。
ただし、注入した薬剤は術後半年〜数年で体内に吸収されるため、効果は永続的ではありません。持続期間や再注入のタイミングについては個人差があるため、医師とのカウンセリングで確認しましょう。
長茎術は体内に埋まっているペニスの一部を引き出し、ペニスを長く見せる手術です。恥骨とペニスの間にあるじん帯を糸で引っ張る方法や、ペニスの付け根を切開し、じん帯を引き出して固定する方法などがあります。高度な手術であるため熟練した知識と経験が必要であり、手術リスクの観点から長茎術をあえて取り入れないクリニックも少なくありません。また、手術してももとに戻るケースもみられるため、クリニック選びは慎重に行う必要があります。
包茎手術はペニスの余分な皮を切除し、亀頭を露出させる手術です。皮で覆われていた亀頭が露出された分、ペニスが長く見えるようになります。ただし、包茎手術はペニスのサイズを大きくすることを目的としておらず、物理的にペニスが大きくなるわけではありません。サイズアップが目的であれば、ほかの手術も合わせて医師に相談をした方がよいでしょう。
ED治療は物理的にペニスのサイズを大きくする手術ではありませんが、血流を改善することで勃起障害の改善を目指します。勃起障害の方は日本に1000万人以上いるとされており、加齢に伴う男性ホルモンの減少や生活習慣病、心理的なストレスなどが原因と考えられています。
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粗チンの定義やペニスの標準的とされるサイズ、手術方法について解説してきました。手術方法には亀頭増大術や長茎術、包茎手術、ED治療などがあり、それぞれ注意点もあります。ペニスの悩みは繊細なので、専門性の高いクリニックで一人ひとりにあった治療法を選ぶことが大切です。
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この記事の監修医師
東京上野クリニック上野本院院長
約28年間、包茎専門として経験を重ね、およそ1万5千件の手術をしてきました。
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