男性であれば、SNSやWebサイトで一度は包茎手術に関する広告を見かけたことがあるかもしれません。そうした広告の中には、男性の不安を極度に煽るようなものや、治療効果が実態とは異なるものが少なくありません。悩みにつけこむような広告は、なかなかなくならないのが実状です。そのため、おとり広告の被害に遭わないように、正しい包茎手術の知識を身につけることが必要です。
この記事では、包茎手術のおとり広告の手口やぼったくりに合わないためのポイントについて解説します。
包茎手術のおとり広告に注意をしないと、高額な手術を勧められて契約をしてしまう恐れがあります。包茎の悩みは他人に相談しづらく一人で抱え込んでしまいやすいことから、悪質なクリニックはこうした弱みにつけこみ、不安を煽ることで患者を呼び込もうとします。
ここからは包茎手術のおとり広告の特徴を解説します。
よくある包茎手術のおとり広告の特徴は大きく2つあります。
ひとつは、包茎手術の安さを主張する広告です。特に、2重価格で表記してある費用には、要注意です。患者さんにとって安いことはメリットではありますが、安さだけを売りにする広告は患者対応が不十分であったり、手術の質が悪いことも多く、実際に診察に行くと高額な手術を勧められることもあるようです。
また、包茎であることの不安を煽ったり、包茎ではないペニスが当たり前のような表現を使っている広告もおとり広告である可能性があります。良識のあるクリニックでは、こうした表現を使って患者を呼び込むことはありません。
おとり広告を出しているクリニックは、広告に莫大な費用をかけ、主にSNSやWebサイトを中心とした、広告を見た患者さんに対して安い手術で失敗した手術事例などを見せて不安を煽り、高額な手術を契約させようとします。
こうしたクリニックでは、患者さんの悩みに寄り添うことは考えておらず、カウンセリングも適当に行われている可能性があるため注意しましょう。
包茎手術が安い価格で受けられるならおとり広告でも問題ないと考える方もいるかもしれません。しかし、安い手術にはリスクが付きものです。ここからは、包茎手術のおとり広告が抱える問題点について説明します。
おとり広告の内容が実際の治療効果と異なるケースや、誰もが適応対象であるかのようにうたって手術をしたが、実は適応対象が限られていて手術を受けても効果を得られないなどのケースが報告されています。
治療効果が絶対であるかのような見せ方や、誰でも受けられるかのような見せ方をする広告は、広告の内容が実態と異なる可能性があるので注意しましょう。
初診でカウンセリングだけのつもりが強引な勧誘で契約をさせられて、その場で手術まで受けさせられるトラブルも報告されています。
特に仮性包茎の場合は医学的には問題がないケースがほとんどのため、治療対象ではない場合も少なくありません。クリニックの対応に不審を感じたら、即日手術はできる限り避けるようにしましょう。
カウンセリングが不十分な状態で契約をしたり、手術内容と治療効果の理解が不十分で手術を受けると、満足いく治療効果が得られない可能性があります。
特に、切らない包茎手術は一般的な包茎手術とは異なり一時的な効果しか得られず、時間とともに元の状態に戻ってしまうリスクがあります。切らない包茎手術で根本的な治療ができるなどの広告には注意しましょう。
SNSやWebサイトの包茎治療の広告で、「切らない包茎治療」というキャッチコピーを見かける方も多いのではないでしょうか。切らない包茎治療は、文字通りペニスの包皮を切除せずに包茎を治療する方法です。切らない包茎治療には2つの方法があります。
亀頭が完全に露出するように、包皮を寄せて糸やのりで接着する方法です。のりに比べて糸を使用した治療の方が効果期間は長くなりますが、いずれも長期的に改善効果を維持することは難しく、数週間で元に戻るといわれています。
包茎治療用の矯正器具を用いて自力で包茎を改善する方法です。包茎矯正器具は、リング型、ジェル型、包皮口を広げる器具などがあります。
リング型は、弾力性のある素材や硬い素材で余剰包皮を根元に寄せて亀頭を露出させますが、血流を阻害する危険性があります。ジェル型は接着剤を使用するため、炎症やニオイの発生が懸念されます。包皮口を広げる器具は、亀頭との癒着がある場合は使用を避けた方がよいでしょう。
切らない包茎手術にはいくつかのデメリットもあります。ここでは、切らない包茎手術の主なデメリットについて、詳しく解説します。包茎でお悩みの方は、これらのデメリットを理解したうえで、自分に合った治療法を選択することが大切です。
切らない包茎手術では包茎の根本的な解決が難しく、十分な効果が得られない可能性があります。これは、切らない手術が包皮を直接的に処理するのではなく、糸やのりを使って包皮を固定することで間接的に包茎を改善するからです。
包皮が余ってしまっているという根本的な問題は解決しないため、固定箇所の接着力が落ちるとともに改善効果は弱まっていきます。
上述のように、切らない包茎手術は包皮を残した状態で糸やのりといった接着力で改善を試みるため、時間経過とともに接着力は弱まってしまいます。そのため、時間が経つと効果が徐々に失われ、元の状態に戻ってしまう可能性が高い治療方法です。
包茎手術を受けると決めたら、クリニック選びが非常に重要です。クリニック選びで失敗しないためのポイントを解説します。
包茎手術を受ける際には、豊富な治療経験があるクリニックを選ぶことが重要です。包茎手術には、包茎を治療するだけでなく、美しい見た目に仕上げるための専門的な技術が必要です。そのためには、患者さんのさまざまなニーズに適切に対応する豊富な経験が求められます。医師の経験によって、ペニスの見た目が左右されることを知っておきましょう。
包茎手術を受ける際は、事前のカウンセリングも非常に重要です。自分の悩みや要望を医師にしっかりと伝え、適切なアドバイスを受けることで、満足のいく結果につながるでしょう。
優れたクリニックでは、患者さんの話に耳を傾け、包茎の状態や手術に対する不安、期待する結果などを丁寧にヒアリングしてくれます。そのうえで、適切な手術方法や注意点などをわかりやすく説明し、患者さんの理解を深めてくれるはずです。
包茎手術は、手術自体が終わればすべて完了というわけではありません。術後のアフターケアも重要な要素です。手術後の患者さんをしっかりとサポートする体制が整っているか確認するようにしましょう。
傷跡や痛みに対するケアとして、消毒液や包帯、化膿止め、痛み止めなどを処方してくれるクリニックもあります。包帯の巻き方をレクチャーしてくれたり、通院して巻き替えをしてくれたりするなど、きめ細かなサポートが受けられるのが理想的です。
また、手術後の心のケアも重要なポイントです。術後に不安を感じた際に、電話やメールで相談できる体制があるかどうかも確認しておきたいところです。どのようなサポートが受けられるのか、いつまでケアしてもらえるのかなど、事前に具体的に聞いておくことがおすすめです。
ここまで、包茎手術のおとり広告に注意すべき理由やおとり広告の問題点、切らない包茎手術のデメリット、包茎手術を受けるクリニックを選ぶポイントについて解説しました。最後に、安心を重視した診療を提供している上野クリニックの包茎治療について紹介します。
上野クリニックでは、親切かつ丁寧な無料相談とカウンセリングを行っています。施術方法や術後の陰茎の状態、アフターケアから支払い方法まで、さまざまな疑問に対する説明を通じて、患者さんの治療に対する希望をヒアリングし、不安を解消しているそうです。
上野クリニックでは、包茎手術の自然な仕上がりにこだわっており、「複合曲線作図法」という独自の手術方法を採用しています。この手法では、患者さん一人ひとりの包皮の状態に応じて切除線を亀頭の直下に設定し、傷跡が亀頭の傘の部分に隠れるように手術を行うことで、術後の見た目が自然な仕上がりになるように配慮されているそうです。
上野クリニックでは、手術後にも無料の電話相談を提供されており、術後の患者さんのケアに力を入れています。全国に15ヵ所ある上野クリニックのどこででも、包茎手術後の再診治療やアフターケアを受けることができるそうです。
包茎手術の広告には、詐欺的な手法や不正確な情報を含むものがあります。おとり広告は安価な手術を売りにし、実際には高額な手術を押し付けることがあります。
そのため、悪質な広告に惑わされず豊富な治療経験があるクリニックを選ぶことが重要です。患者さんの要望に適切に対応できる医師が所属しており、丁寧なカウンセリングを行っているクリニックを選ぶことが、手術結果に影響することをぜひ覚えておいてください。
包茎手術を検討する際には、おとり広告に惑わされないように慎重にクリニックを選び、満足のいく結果が得られるようにしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考サイト】
この記事の監修医師
東京上野クリニック上野本院院長
約28年間、包茎専門として経験を重ね、およそ1万5千件の手術をしてきました。
その、豊富な実績により、どんな症例でも対応できる包茎手術のエキスパートです。
是非一度、無料カウンセリングで直接お悩みをご相談ください。患者様がご満足いただけるご提案をさせていただきます。
経歴