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【医師が監修】亀頭包皮炎かも?亀頭包皮炎になった時の治療法とならないための予防法について

亀頭包皮炎かも?亀頭包皮炎になった時の治療法とならないための予防法について

はじめに

大人や子供に限らず、ペニスに関する問題は相談がしずらいものです。特に子供であれば、親に怒られてしまうことをおそれ、異常を感じても伝えることができないとうこともあるのではないでしょうか。

現状に耐えかねて打ち明けた時には、状態が進行しているということもあります。ペニスはデリケートな場所であり、不適切な対応は危険です。異常が見つかったときには、早急に受診をして、適切な処置をすることが必要です。
恥ずかしい気持ちはわかりますが、男性にとって一生付き合う体の一部になります。不適切な処置や放置することせず、専門家に相談しましょう。

亀頭包皮炎とは

亀頭包皮炎とは、ペニスに被っている包皮という皮が炎症を起こし、痛みやかゆみや赤みがみられる状態をいいます。菌が繁殖し炎症をおこすために起こる病気です。

皮の内側にある亀頭と、周囲の皮を合わせた炎症を総称して亀頭包皮炎というため、亀頭も炎症を起こすことがあります。菌などに感染するルートは複数有り、そのルートを知り、予防をすることが必要になります。

亀頭包皮炎の原因について

原因としてあげられる病原体は、大きく2つあります。

皮膚にいる常在菌や外からくる菌による細菌性、皮膚にいるカンジダというカビが元になって発症するカンジダ性です。
細菌性もカンジダ性も、通常ならば異常な増殖、炎症を起こすことはありません。ですが、体調が悪かったり、汚れを放置してしまい、菌やカビが多量に増殖してしまうと炎症を起こします。
また持病があると、より炎症を起こしやすく亀頭包皮炎になりやすいこともあります。糖尿病などで、免疫力や抵抗力が低い状態ですと、健康な方と比較して起こしやすいことがあります。

原因となる菌やカビがペニスについてしまう原因としては、毎日洗うなどの日頃にケアを怠った場合はもちろん、他には性行為や自慰行為などがあります。
パートナーが膣カンジダにかかっていたり、自慰によって亀頭が傷ついていたりし、そこに細菌やカビが感染することで炎症が起きてしまいます。また子供ですと、不潔な手でいじってしまい、親に異常を伝えられず、炎症がひどくなってから発見してしまうこともあります。

亀頭包皮炎の症状

原因によって多少変わりますが、共通点が多くあります。

亀頭や包皮が赤くなり、痛みやかゆみを伴います。炎症の程度によっては、膿が付着したり匂いがきつくなることもあります。また細菌性では比較的赤みを伴うことが多く、カンジダ性では、サカサとした白い皮がむけてくることもあります。
少なくとも、ペニス自体になにかしらの異常を感じ、気づかないということはありません。

亀頭包皮炎が進行・悪化するとどうなるの?

体には自浄作用や抵抗力というものが備わっていますので、自然に治ってしまうこともあります。そのため、亀頭包皮炎になってしまったからといって、重大な病気と考える必要はありません。ですが、異常を感じて放置しておくことは決して良くはありません。

亀頭包皮炎の検査方法・診断

診断をするために、生活状況や性生活について詳しく聞かれます。その上で、実際どのような菌、カビに感染しているか検査をします。
亀頭包皮炎等に詳しい医師であれば、見ただけで判断できますが、培養など外部機関を使って検査をすることもあります。外部機関を使う場合、時間を要することになりますが、その間にも治療は進められますのでご安心ください。

亀頭包皮炎の治療法

原則は、ペニスを清潔に保つことが大事になります。
しかし洗い過ぎも抵抗力を下げてしまうので、お風呂などで適度に洗う程度で問題ありません。原因に合わせて薬が処方されるので、指示通りにペニスに塗ります。菌とカビでは使用する薬が違うので、必ず医師の指示に従って使用します。
また内服薬を併用することもあり、持病の薬があるときは必ずお薬手帳を持っていくようにしましょう。

近年インターネットで簡単に情報が手に入るため、市販薬や他病院でもらった薬を使って自分で治療をする方が増えています。
市販薬でもカンジダ治療薬等はありますが、ペニスはデリケートな場所で、適切な薬を使わなければ危険なこともあります。また疾患で処方された薬は、ペニスに使用することで亀頭包皮炎以外の病気を誘発してしまうこともあります。
市販薬を使用するときは薬剤師、登録販売者に聞き、他病院の薬は医師へ確認して使用するようにしてください。

亀頭包皮炎にならないための予防法

亀頭包皮炎は、誰でもなりうる病気です。それだけに、かからない予防が必要になります。そのためには原因を知り、それを除去することが必要です。

・持病がある場合
糖尿病や自己免疫性疾患などは、長期的な治療が必要になります。また持病の治療に使っている薬で、免疫力が低下することもあります。治療をしている病気の薬を忘れずに飲み、悪化させないことが大切になります。

・避妊具をしようせず性行為をする場合
特にカンジダ性亀頭包皮炎では、パートナーから感染する可能性もあります。望まぬ妊娠を避けるためにも、コンドームの使用は重要になります。経口避妊薬や女性用コンドームは、避妊効果はありますが感染予防にはなりません。

また、膣カンジダがあるからといって、必ず亀頭包皮炎になるというものでもありません。ですが、性感染症などほかの感染症を予防するために、パートナーとともに考える必要があります。

・包茎の場合
原則は、毎日清潔に洗っていれば仮性包茎の場合は問題ありません。毎日のケアを怠って不衛生にしてしまったり、あるいは、逆に念入りに、洗いすぎることで自浄作用が低下し、感染してしまう可能性もあります。包茎で痛みがあったり、皮をめくることができない場合、菌が増殖しやすい環境にあります。

亀頭包皮炎は、一度かかれば二度とかからないものではなく、環境によっては複数回感染してしまいます。包皮の炎症を繰り返す場合は、包茎の治療も選択肢になります。

おわりに

ペニスに関わる病気は、多くの男性が病院には行きづらく、原因を話すことをためらってしまいます。包皮炎は、かゆみや痛みを伴い、特にかゆみが辛く、仕事中じっとしているのを我慢することは容易ではありません。

包茎が原因であったり、持病がある場合もあるので、なかなか症状が治らず続いている場合は、専門の医療機関を受診することをお勧めします。

子供がペニスに関する悩みを打ち明けづらいことがあることから、親が異変に気づくことも必要になります。ペニスをいつも以上にいじる、気にする、遠まわしにペニスについて聞いてくる、一緒にお風呂にはいることを拒否する、などがあれば、何かしら問題を抱えている可能性があります。自己判断や放置はせず、専門家にみてもらい、早めに治すことが大切になります。

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この記事の監修医師

堀瀬忠直院長

東京上野クリニック上野本院院長

堀瀬 忠直

約28年間、包茎専門として経験を重ね、およそ1万5千件の手術をしてきました。
その、豊富な実績により、どんな症例でも対応できる包茎手術のエキスパートです。
是非一度、無料カウンセリングで直接お悩みをご相談ください。患者様がご満足いただけるご提案をさせていただきます。

経歴

  • 1993年 山梨大学医学部卒業
  • 1993年 山梨大学麻酔科入局
  • 1995年 青梅市立総合病院勤務
  • 1996年 東京上野クリニック入職
  • 1997年 東京上野クリニック上野本院院長
  • 2019年 ウエノスキンサポート名古屋医院院長
  • 2021年 東京上野クリニック上野本院院長