包茎手術は、男性の悩みを解決する手段として注目を集めています。しかし、手術後の抜糸についての不安を感じる方もいるでしょう。本記事では、包茎手術の概要や使用される糸の種類、抜糸時の痛みの有無、術後の注意点などについて解説します。さらに、安心して包茎手術を受けられるクリニック選びのポイントも紹介しますので、包茎手術を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
包茎手術とは、包皮(亀頭を覆う皮膚)の先端部分が狭くなっているために、亀頭を露出させることが難しい状態を改善する手術のことです。包皮が狭いことで、亀頭を清潔に保ちにくかったり、性行為の際に痛みを感じたりするなどの問題が生じる場合があります。このような悩みを抱えている男性に対して、包皮を切除または環状に切開することで、亀頭を露出させやすくする医療処置です。
まず、無料カウンセリングの予約をし、治療の悩みや疑問が解消してから治療を検討するという流れになります。
手術の際は、局所麻酔を施し、痛みを抑えた状態で手術を進めていきます。包皮を切る範囲は、医師との相談のうえで決定します。余分な包皮を切除し、必要に応じて包皮の内側の粘膜を外側に縫い付けます。切開部分は細かい糸で丁寧に縫合していきます。
手術後は包帯で保護し、術後の経過を見守ります。抜糸は手術後2週間ほどで行われるのが一般的です。詳しくは後述しますが溶ける糸を使った包茎手術も存在し、その場合は抜糸は不要です。術後の経過が良好であれば、手術から1ヶ月ほどで日常生活に復帰できるでしょう。
包茎手術にかかる時間は、手術の範囲や複雑さによって多少の差はありますが、おおよそ30分から1時間程度です。ただし、カウンセリングや手術前の準備、手術後の経過観察などが必要となります。
費用はクリニックによって異なりますが、一般的には10万〜20万円程度が相場となっています。基本的に自由診療であることもあり、手術の方法や使用する糸の種類、麻酔の方法などによって価格が変動します。また、術後の通院や薬代なども別途必要になる場合があります。また、クリニックによっては分割払いやローンに対応しているところもありますので、費用面での不安がある方は事前に確認しておくことをおすすめします。
包茎手術では、切開した部分を縫合するために医療用の糸を使用します。糸の種類によって、抜糸の必要性や手術後の経過が異なってきます。ここでは、包茎手術で主に使用される2種類の糸について解説します。
溶ける糸、または吸収糸と呼ばれる糸は、体内で自然に分解され、吸収される特性を持っています。溶ける糸は、手術後の傷跡が目立ちにくいという利点もあります。
溶ける糸は、数週間から数ヶ月かけて体内で分解されていきます。この糸を使用した場合は抜糸の必要がないため、術後の通院回数を減らせるなど患者さんの負担が軽減されます。ただし、まれに糸が溶けきる前に傷口が開いてしまったり、炎症を起こしたりするケースもあるため、不安なことがあれば医師の指示に従って定期的な経過観察を受けるようにしましょう。
ナイロン糸は非吸収性の糸で、体内で分解されることはありません。そのため、手術後に抜糸が必要となります。ナイロンは強度が高いため傷口の縫合に適した素材であり、組織反応が少ないためアレルギーの心配が少ないのも特徴です。
ナイロン糸を使用した場合、手術後2週間ほどで抜糸を行います。溶ける糸と比べると傷口が開いてしまうリスクは低いですが、抜糸の際に糸が切れてしまって糸が残ってしまうことがあり、注意が必要です。
包茎手術の施術時は局所麻酔を使用することが一般的ですが、抜糸の際には麻酔を用いなかったり、鼻や口から吸入して行う笑気麻酔を実施しているクリニックもあります。
抜糸の際の痛みの程度は個人差がありますが、それほど強い痛みを感じることは少ないと言えるでしょう。
抜糸に使用する器具はとても細く鋭利なものが使用されるため、素早く糸を取り除くことができます。そのため、抜糸自体に要する時間は短く、痛みを感じる時間も限られています。とはいえ、抜糸の際に全く痛みを感じないわけではありません。傷口が完全に癒合していない場合などは、軽度の痛みやチクチク感を感じることがあります。ただし、この痛みは一時的なもので、抜糸が終わればすぐに収まるのが一般的です。
痛みに対する不安から、抜糸を避けたいと考える方もいるかもしれません。その場合は先述した溶ける糸を用いる包茎手術を検討してみるとよいでしょう。
包茎手術を受けた後は、傷口の状態や回復の過程に注意を払い、適切なケアを行うことが重要です。ここでは、包茎手術後の注意点について解説します。
手術直後は、傷口を保護するために包帯が巻かれています。この包帯は、医師の指示に従って外すようにしましょう。包帯を巻いている間は、傷口が圧迫され多少の不快感があるかもしれません。排尿の際は、便座に座って行うことで包帯の汚れを防ぐことができます。
また、手術後しばらくは勃起を避けることが大切です。勃起により傷口に負担がかかり、出血や縫合部の開裂につながる可能性があります。やむを得ず勃起した場合は、深呼吸などでリラックスし、早めに鎮静化を図りましょう。
手術後当日は、シャワーを浴びることは控えめにしてください。クリニックにもよりますが、2日目以降は、医師の許可を得てシャワーを浴びることができる可能性があります。ただし、傷口に直接シャワーを当てるのは避け、身体を優しく洗うようにしましょう。
浴槽につかっての入浴は、手術後2週間程度は禁止されることが多いです。これは、傷口が完全に癒合するまでは、浴槽につかることで感染のリスクが高まるためです。
手術後は、傷口の回復状況に合わせて徐々に運動を再開していきます。軽めの運動、例えばジョギング程度であれば、手術後1週間ほどで可能になるでしょう。ただし、激しい運動やスポーツは手術後4週間程度は控えることが望ましいです。
性行為やマスターベーションは、手術後3週間から1ヶ月程度は禁止されることが多いです。性的な刺激により傷口に負担がかかり、治癒が遅れたり、感染のリスクが高まったりする可能性があるためです。
完治するまでは性的な活動を控え、傷口の回復に専念することが大切です。
包茎手術を受ける際には、クリニック選びがとても重要です。ここでは、安心して手術を受けられるクリニックを選ぶためのポイントを解説します。
包茎手術を検討する際に、多くの方が不安に感じるのが手術中や術後の痛みです。患者さんの痛みを最小限に抑えるための麻酔技術に長けたクリニックを選ぶのが重要です。例えば、皮膚の感覚を鈍らせてから細い針で丁寧に麻酔を施すことで、痛みを軽減することができます。また、包茎手術では局所麻酔が一般的ですが、これにより手術後すぐに帰宅できるというメリットもあります。
クリニック選びの際は、麻酔方法や痛みへの配慮について、しっかりと確認しておくことをおすすめします。医師や看護師が丁寧に説明してくれるかどうかも、クリニックの質を判断するうえで重要なポイントといえるでしょう。
包茎手術を受けるうえで、手術の仕上がりは非常に重要な要素です。傷跡が目立たず、自然な見た目になるかどうかは、術後の満足度に大きく影響します。
優れたクリニックでは、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、きめ細かな手術プランを立てます。例えば、切除ラインを亀頭の傘の下に隠れるように設定することで、傷跡が目立たない自然な仕上がりを実現することができます。
また、包皮の場所に応じて切開道具を使い分けたり、細い縫合針を使用したりするなど、自然な仕上がりのための工夫を凝らしているクリニックもあります。手術中の出血量を最小限に抑えることも、術後の回復や仕上がりに大きな影響を与えます。
包茎手術は、手術自体が終わればすべて完了というわけではありません。術後のアフターケアも重要な要素です。手術後の患者さんをしっかりとサポートする体制が整っているか確認するようにしましょう。
傷跡や痛みに対するケアとして、消毒液や包帯、化膿止め、痛み止めなどを処方してくれるクリニックもあります。包帯の巻き方をレクチャーしてくれたり、通院して巻き替えをしてくれたりするなど、きめ細かなサポートが受けられるのが理想的です。
また、手術後の心のケアも重要なポイントです。術後に不安を感じた際に、電話やメールで相談できる体制があるかどうかも確認しておきたいところです。どのようなサポートが受けられるのか、いつまでケアしてもらえるのかなど、事前に具体的に聞いておくことがおすすめです。
ここまで、包茎手術後の抜糸について、包茎手術で使用する糸の種類や包茎手術後の注意点、安心して包茎手術を受けられるクリニック選びのポイントなどについて解説しました。最後に、安心を重視した診療を提供している上野クリニックの包茎治療について紹介します。
上野クリニックでは、無料で相談できる電話窓口が設けられています。電話に対応するスタッフは全員が熟練した男性スタッフなので、どのような悩みでも安心して相談することができるでしょう。また、スタッフから患者さんにいたるまで、全員が男性のみの男性専門院のため、女性と顔を合わせる心配がありません。無料カウンセリングも提供されており、実際の施術方法や、術後のペニスの状態、アフターケアの方法から支払い方法まで、あらゆる疑問に対して説明を行い、患者さんの不安を解消しているといいます。
上野クリニックでは、できるだけ痛みを抑えた治療を心がけられているそうです。麻酔は皮膚の感覚を鈍らせてから細い針で丁寧な麻酔を施しています。局所麻酔のため、術後すぐに帰宅できるといいます。
手術は自然な仕上がりにこだわり、「複合曲線作図法」という手術法を採用しているそうです。患者さん一人ひとりの皮の余り具合に合わせて切除線を亀頭直下に設定し、傷跡が亀頭の傘の下に隠れることで、自然な仕上がりを目指しています。また、他の患者さんと顔を合わせない完全予約制や、仮名での診療申し込み制など、プライバシーを守るための制度を導入しています。
上野クリニックでは、現金での支払いの他、医療専用ローンや大手クレジット各社による分割払いにも対応されています。無料の電話相談も受け付けており、術後の経過などに関する患者さんの心のケアに努められています。15ヵ所にある上野クリニック全てで、包茎手術の再診などのアフターケアの対応も行われています。
上野クリニックでは、過去に他院で受けた包茎手術の仕上がりに悩まれている患者さんに対する修正手術でも、高い技術を持って、高品質な仕上がりを提供されているそうです。性病の治療にも対応しており、保険証に利用履歴を残さずに、性病の検査と治療を行われているといいます。
包茎手術は、男性の悩みを解決するための有効な選択肢ですが、手術内容や術後の経過について不安を感じる方も多いでしょう。本記事では、包茎手術の概要や使用される糸の種類、抜糸時の痛みの有無、術後の注意点などについて解説しました。また、安心して手術を受けられるクリニック選びのポイントとして、痛みへの配慮、自然な仕上がりへのこだわり、充実したアフターケアの重要性についても説明しました。
包茎手術を検討中の方は、本記事の内容を参考に、自分に合ったクリニックを見つけてください。
【参考サイト】
この記事の監修医師
東京上野クリニック上野本院院長
約28年間、包茎専門として経験を重ね、およそ1万5千件の手術をしてきました。
その、豊富な実績により、どんな症例でも対応できる包茎手術のエキスパートです。
是非一度、無料カウンセリングで直接お悩みをご相談ください。患者様がご満足いただけるご提案をさせていただきます。
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