薄毛と抜け毛は厳密には違います。
薄毛とは、髪がなくなってしまうことではなく、髪の毛が生え変わるたび細くなって、ハリやコシがなくなり髪のボリュームが減って地肌が露出してくる状態のことを指します。
薄毛の原因は抜け毛の原因とほぼ同じで、加齢に加え、遺伝的要素、男性ホルモンの働きやストレスによるものがあります。
テストステロンという男性ホルモンは、髪の成長を抑えて髪を細くしますし、ストレスは新陳代謝や血液のめぐりを悪化させるので、髪の毛の成長を妨げ、細毛やうぶ毛が増えてしまうのです。
また、髪の毛は夜間に成長しますから、不規則な生活や睡眠不足には薄毛の原因となるので、
くれぐれも注意し、太く立派な髪の毛を維持できるよう心がけてください。
タバコのニコチンは血管を収縮させ、髪の毛の成長を妨げます。
過度の飲酒も肝臓に負担がかかり、髪の栄養補給を阻害し薄毛の原因になると言われています。
毎日普通に食事をとれば、髪の毛にも十分栄養は行き渡ります。
しかし、過度のダイエットで栄養が頭皮に行き渡らなくなると、毛根がやせて髪の毛が細くなり、薄毛になりやすくなります。
髪を洗うと毛が抜ける。そう思ってしっかりシャンプーをしないと、頭皮の皮脂が落とせず、毛根の固着力が低下し細毛やうぶ毛の原因となります。
しかし、洗いすぎも頭皮が乾燥しすぎるので注意してください。
ドライヤーの使いすぎも頭皮を必要以上に乾燥させ、余分な皮脂を出すことになってしまいます。
頭髪に関するよくある質問はこちら。
育毛で満足な効果を上げるには、薄毛の原因を医学的に解明し、根本から治療することが肝心です。
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