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【性病治療コラム 1】ペニスにできものができた場合の原因、病気の種類と治療法について

ペニスにできものができた場合の原因、病気の種類と治療法について

はじめに

日常性器を見る機会は、どのようなときがあるでしょうか。トイレで排泄をするとき、お風呂で洗うとき、着替えをするとき、性行為をするとき、あまり性器を見る機会は多くありません。また性器が他人と触れ合うのは、性交以外にはありません。

ペニスにできものができる原因は、数限られたシチュエーションでしか考えられず、感染経路も限られてきます。
しかしこれら感染症は、知らない間に感染することも多く、気づいたときには周囲へ感染させていたということも考えられます。ペニスにできものができたときには、すぐに必要な処置を取ることが必要になります。
どのような対応が必要になるか、詳しくみていきましょう。

ペニスにできものができた場合はどうするの?

ペニスにできものが出来てしまったときに、多くの方はまず見て見ぬふりをします。不都合なことは見ないようにしたい、きっとすぐに良くなるだろうという考えからの行動です。

できものの原因は様々ですが、特に自覚症状がないものは、放置してしまいがちです。何か見た目以外の症状が出れば受診する方も多いですが、ただのできもので痛みも何も感じない場合は、病院が行くのが遅くなり結果的に重症化してしまっている場合も多く見られます。

ペニスにできるできものは、感染症によって起こる可能性が高く、専門的な判断と治療が必要になります。原因によっては、毎日しっかり洗うだけで治ることもありますが、飲み薬や塗り薬を使うことが一般的です。ペニスはデリケートなので、不用意に薬を使うと、症状が悪化し大変なことになります。
ペニスにできものが出来た時には、すぐに病院へいくようにしましょう。泌尿器科、皮膚科、性病科が専門になりますので、どれかの診療科を受診するようにしてください。

ペニスにできものができる病気の種類と治療法

ペニスにできものができた場合の原因の特定は、それほど難しくありません。原因として多いのは、性交に伴う性感染症です。性感染症は種類が多くありますが、そのうちよくみられる病気をあげてみました。

・尖形(せんけい)コンジローマ
ヒトパピローマウイルスがペニスの細かい傷などから侵入し、増殖し感染を引き起こします。潜伏期間は3週間〜8ヶ月(平均2.8ヶ月)と長く、不特定多数と性交している場合感染経路の断定は難しくなります。またヒトパピローマウイルスは、肛門性交などで肛門内にコンジローマができることもあります。

症状としては、先の尖ったイボ状のものが、ペニスの先や皮、陰嚢(いんのう)、肛門などにできます。基本的には自覚症状がなく、イボ状のものができるだけなので、放置する人も少なくありません。しかし、イボ状のものが擦れて出血をすることで、違った菌が感染する可能性があります。イボ状のものが見つかった段階で、すぐに病院にいくことが必要です。

治療は、軟膏を塗ることが基本になりますが、ウイルス感染のため治療が長引くこともあります。また再発率も高く、複数回の治療が必要になることもあります。また、包茎状態による持続的なパピローマウイルスの感染は、難治性再発性の原因になるため、その場合は、包茎に対する包茎手術(環状切除)も選択肢になります。

ウイルスは長く皮膚の中にとどまる事もありますが、希にガン化することも知られています。陰茎ガンに進行した場合は、ペニスの切除まで視野にいれなければいけないため、早期治療が大切になります。

・梅毒
近年性交年齢の低下が一因となり、20代で梅毒になる男女が増えています。特に2013年ごろから男女共梅毒患者は全国的に急増しており、2018年現在も増加中です。梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体が、口や性器の粘膜を介して感染します。

症状としては、感染後3週間程度で感染を起こしたペニスや口などの粘膜にしこりが現れることがあります(発生頻度2~3%)。症状は次第に軽くなってくるため、治ったと思い病院に行かない人が大半です。

その数ヵ月後に、全身に梅毒が回り、手のひらや足の裏にうっすらと赤い発疹がみられます。
これまたしばらくすると症状が軽くなるため、気づかず病院に行かないこともあります。さらに数年から数十年後、全身で活動を続けた梅毒が牙をむき、治療法がない江戸時代などでは死に至っていましたが、現在では完治できる治療法が確立されています。

治療は簡単で、検査をして梅毒と診断されると抗菌薬が処方されます。治せない病気ではないため、早期治療が大切です。

・性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスが原因で起こる感染症で、口唇ヘルペスなどの上半身に現れる1型と、性器などの下半身に現れる2型があります。1型も2型も古くからある感染症ですが、若い世代での性交が増え、急激に感染者数は増えています。性器の粘膜や分泌液中にウイルスが含まれているため、症状がない時でも感染してしまうことがあります。

症状としては、ペニスやその周辺におこる水疱(すいほう)や潰瘍などのできものが特徴的です。潜伏期間は、2~10日間と比較的早く、不快感やかゆみを伴った複数の水疱が現れます。

その後数日で、その水疱は破れて、痛みを伴う潰瘍が形成されます。1週間前後が最も症状が強く痛みを感じます。

性器ヘルペスの怖いところは、治療をしても体にウイルスが残り、再発を繰り返すことにあります。
治療は、飲み薬または点滴で行います。ですが一旦症状が落ち着いても、疲れが溜まったり、風邪をひくなどして免疫力が低下すると発症することがあります。再発の場合は比較的軽く、1週間程度で治ります。ですが、多いと月に2~3回、少なくとも年に1回程度の再発があります。年齢を重ねる毎に再発回数は減りますが、再発に伴う心労は強く、精神的な負担が大きい病気とも言えます。

ペニスのできものによっては女性に感染する可能性も

性感染症は、男性女性問わず感染をするため、男性から女性、女性から男性とどちらからでも感染する可能性があります。個人差はありませうが、男性の場合は比較的自覚症状が出やすく、気づきやすいことが多くあります。

ペニスにできものができないための予防法

性感染症が原因の場合、多くは性交による感染です。避妊道具は多く売られていますが、コンドーム以外の避妊具は効果がありません。性器が触れた瞬間に、粘膜を介して病原体が移動し感染をします。

多くの性行為感染症は粘膜同士の接触によって感染するので、射精間近だけコンドームを装着しても意味がありません。オーラルセックスでも感染するので、難しいかもしれませんが、オーラルセックスの時も装着するのが理想です。

必ず性交前に装着をすることを徹底することが、予防するためには大切です。
性感染症以外では、包茎や不潔により炎症が起きてしまうことでできものが出来ます。そのため、常に清潔を保つとともに、保てない原因を排除する必要があります。

また強すぎる自慰は、皮を傷つけてしまう原因になります。ペニスは血管がたくさん通っているため、小さな傷でも感染してしまう可能性があります。自慰に使用する器具にも配慮し、安全に行うことも大事になります。

おわりに

ペニスは、男性にとっては大切な臓器で、大切な機能を多く担っています。すこしの違和感、不快感が重大な病気のサインとなっていることもあります。
自覚症状がない中、わざわざ病院にいくことが面倒になる気持ちもわかりますが、デリケートな部分なだけに慎重さが必要です。少しでも違和感があったり、いつもと違うものができている、色や排泄に不快感があるときは、すぐに病院へ受診することを選択しましょう。

◎ 監修者プロフィール

氏名:吉江 秀和(ヨシエ ヒデカズ)

担当:上野本院

役職:院長

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